台風がすぐそこまで来ているのに、
舞鶴は静かなもんです。
構えてるんだから早く来なさいよね!
いや、おとなしくしてて下さい....(^^;
さて、昨夜の話で申し訳ないのですが....
ナショナルジオグラフィックチャンネルで放送された、
「東日本大震災~地震と津波その瞬間~」
の録画を見てたんです。
津波の映像は、ニュースでしばしば目にしていたんですが、
岩手県から千葉県まで様々な海岸での、
津波の映像をこんなに見たことはありませんでした。
以前の投稿で、防災についてだらだらと書いてみたり、
現地へ行きたい!なんて書きましたが....
なんて言いますか、軽々に「防災」なんて言葉を、
口にしていいのかという「恥ずかしい」気持ちと、
世間をつくづく「甘く見ていた」という、
情けない気持ちが繰り返しこみ上げてきて、
頭を37回ぐらい殴られたような気持ちになっています。
番組を見ている間、
自然と背筋が伸びるわ、
涙がこぼれて止まらないわ....
「被災地をこの目で見て勉強しないと」なんて考えていた自分が、
ものすごくみっともないような気がして。
「本当にこの場所に行ってもいいのか?」
番組を見ている間、何度も何度も繰り返し考えていました。
郡山市への避難所支援では、原発被害という、
ある意味、「人災」で避難されてきた方々へのお手伝いでしたから、
過去をふり返った話も、ある程度「冷静」に出来た訳なんです。
でも、実際に被災地入りして、
「巨大な力の跡」をσ(^^;自身、直視することが出来るのか?
その力に抗って立ち上がろうとしている方々に対して、
失礼ではないのか?
「見たい」「知りたい」という思いは、
単なる「好奇心」ではないのか?
いま考えていることは単なる「偽善」で、
物見遊山で出かけようとしているだけじゃないのか?
なんだか、うまく言葉に出来ませんが....(^^;
昨夜は、NHKスペシャルの、
「巨大津波が都市を襲う~東海 東南海 南海地震~」
というドキュメンタリー番組も放送されていました。
その中で話されていた大学教授の話によれば、
「津波の不安のない海岸はない」とのこと。
さらに、最大20mという津波を想定した、
高知県の取り組みも紹介されていました。
しかし、20mの津波なんて、
どう対応すりゃいいんだ???
対策をした、
大津波が来た、
被害はありませんでした、なんて、
あり得ない....きっと。
どうにかなるもんでもないのかも知れない。
でも、ここで思考停止する訳にも....ねぇ(^^;
行政の人間として、ひとりの家庭人として、
考えておかなきゃならないことでしょうし、
劇的な当時の映像に怯むよりも、
現在の被災地をこの目で見た方が、
きっと為になるはず。
現地の空気を持って帰るだけでも大きな違いがあるはず。
うん、やっぱり見に行かなくてはなるめぇ!(^^
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