一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2011年9月2日金曜日

やっぱり行かなきゃ....

台風がすぐそこまで来ているのに、

舞鶴は静かなもんです。


構えてるんだから早く来なさいよね!

いや、おとなしくしてて下さい....(^^;


さて、昨夜の話で申し訳ないのですが....


ナショナルジオグラフィックチャンネルで放送された、

「東日本大震災~地震と津波その瞬間~」

の録画を見てたんです。


津波の映像は、ニュースでしばしば目にしていたんですが、

岩手県から千葉県まで様々な海岸での、

津波の映像をこんなに見たことはありませんでした。


以前の投稿で、防災についてだらだらと書いてみたり、

現地へ行きたい!なんて書きましたが....


なんて言いますか、軽々に「防災」なんて言葉を、

口にしていいのかという「恥ずかしい」気持ちと、

世間をつくづく「甘く見ていた」という、

情けない気持ちが繰り返しこみ上げてきて、

頭を37回ぐらい殴られたような気持ちになっています。



番組を見ている間、

自然と背筋が伸びるわ、

涙がこぼれて止まらないわ....


「被災地をこの目で見て勉強しないと」なんて考えていた自分が、

ものすごくみっともないような気がして。

「本当にこの場所に行ってもいいのか?」

番組を見ている間、何度も何度も繰り返し考えていました。


郡山市への避難所支援では、原発被害という、

ある意味、「人災」で避難されてきた方々へのお手伝いでしたから、

過去をふり返った話も、ある程度「冷静」に出来た訳なんです。


でも、実際に被災地入りして、

「巨大な力の跡」をσ(^^;自身、直視することが出来るのか


その力に抗って立ち上がろうとしている方々に対して、

失礼ではないのか?


「見たい」「知りたい」という思いは、

単なる「好奇心」ではないのか?


いま考えていることは単なる「偽善」で、

物見遊山で出かけようとしているだけじゃないのか?


なんだか、うまく言葉に出来ませんが....(^^;


昨夜は、NHKスペシャルの、

「巨大津波が都市を襲う~東海 東南海 南海地震~」

というドキュメンタリー番組も放送されていました。


その中で話されていた大学教授の話によれば、

「津波の不安のない海岸はない」とのこと。


さらに、最大20mという津波を想定した、

高知県の取り組みも紹介されていました。


しかし、20mの津波なんて、

どう対応すりゃいいんだ???


対策をした、

大津波が来た、

被害はありませんでした、なんて、

あり得ない....きっと。


どうにかなるもんでもないのかも知れない。

でも、ここで思考停止する訳にも....ねぇ(^^;


行政の人間として、ひとりの家庭人として、

考えておかなきゃならないことでしょうし、

劇的な当時の映像に怯むよりも、

現在の被災地をこの目で見た方が、

きっと為になるはず。


現地の空気を持って帰るだけでも大きな違いがあるはず。


うん、やっぱり見に行かなくてはなるめぇ!(^^

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