先日、人工衛星が落ちてくると記事を書きました。
よく調べずにテケトーに書きましたから、
先日のはいい加減な記事でした(^^;
よくよく調べてみると、
その衛生の落下についてNASAのHPでは、
リスク評価書が公開されていましたよ。
Re-entry and Risk Assessment for the NASA
Upper Atmosphere Research Satellite (UARS)
誰かに当たる可能性の「3,200分の1」の根拠はないですが、
落ちてくるそれぞれの部品については詳細があります。
リンク先PDFファイルの8ページ見てると面白いですよ(^^
合計26個532kgの部品の内、
最も重いものはアルミ合金製の158.3kgのもので、
地表衝突時のスピードが約158km/h。
中型バイクが「気持ちよく」走ってくるぐらいでしょうか。
これなら見えてからでもかわせますな(^^
最も高速で落ちてくる部品は、
SSteal304Lというとステンレス製かな?
この重さが2kgで、衝突時は386km/h!
このスピードで向かってくるものを、
今まで見たことありません(^^;
衝突時の断面積が0.0028㎡ですから、
つまり5.3cm×5.3cmの大きさ!
Type は「Cyl.」となっていますから、シリンダー形状?
ぶっとい注射器のようなものが、
400km/h近いスピードで飛んできても、
絶対に気がつきません、見えません....(^^;
さらに、このシリンダーの衝突エネルギーは、
11.54KJということですから、
約100kgの物体を約11mも持ち上げるに等しい力を持ちます。
大昔の大砲並みの威力ですな。
さらにさらには、このシリンダーは4つも落ちてきます!
くわばらくわばら....(^^;
ちなみに、もっとも威力の弱そうな部品はといえば....
チタン製Cyl、衝突時0.64kg、77km/h、0.15KJですから、
15kgの物が1m持ち上がっちゃう。
これでも結構な威力。
一番速度が遅い部品が、
これもチタン製のFlatPl.(フラットプレート?)で50km/h、
このスピードならたたき落とせるかな思いきや、
それでも0.23kJですから、
このプレートが体にに当たったら真っ二つにされます(^^;
被害が出ないことを祈りつつ、
地表に衝突する瞬間を見てみたいなぁ。
ちょっと怖い気もするけども(^^;
あ、それとですね....
この評価書、他にどんな事が書いてあるのか、
さっぱりわかりませんでした(^^;
何か重要な事を読み取られた方は、教えてください♪
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント、ありがとうございます。