一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2011年10月6日木曜日

仕事上、見なきゃ行けないところ....

塩竃を出たあと、

仙台市若林区から名取市内、

仙台空港のあたりの海岸沿いを見に行きました。


この一帯は、延々と続く優良農地。

専門用語でいう、

農用地(農振法)

甲種農地(農地法)

ってやつです。


何度となく書いていますが、σ(^^の担当業務は農地転用許可

このあたりに押し寄せた津波の映像を見て、

その後の復旧はどうなるんだう?とずっと考えていました。


いったい、どのような広さなんだ?

どこまで荒れているんだ?


「塩抜き」やらなんやかんやと、

耕作できるようになるまで3年掛かるという話も聞きました。

農業って、ただでさえ後継者、就農者不足で大変なんです。

農地の復旧、地主さん、または耕作者さんが、

「自腹」で復旧を行えるものではなさそうです。


しかも、そうまでして農業を続けることが出来るのか?

というぐらいに農家さんの高齢化は進んでいることでしょう。


だからといって、この一帯を農地から街へ開発することも、

今すぐは叶わないでしょうね。はてさてどうしたものやら....


それまで見せてもらった漁港、

漁師さんたちの熱意はものすごいものがありました。

復興はおれたちから始まる!

とおっしゃっているような気もしました。


農家さんたちはどうだろう?

σ(^^が担当している管内では、

「10年経ったら農家はなくなる」という地域がたくさんあるんです。


宮城県内の農業事情についてはそんなに知りませんが、

全国的に農業というものは同じ傾向にあると聞いています。


例えば、農地をキレイに戻すことが出来たとして、

農家さん方にとって、

かつてと同じ状況にしかならないのであれば、それこそ、

「無理して辛い状況に戻ることはない」

という選択だってされるかも知れません。


そうではないですよ、

農業にだって夢をかけることが出来るようになるんですよ、

ということをしっかりとデザインできれば、

農業の復興もやりやすいのかなぁ....


いや、この方向は宮城県内の復興だけでなく、

全国各地の農業にとってモデルケースとなるはずです。

ちょいと注目ですな(^^

2 件のコメント:

  1. (コメントを代書します)
    山本様
    ご無沙汰しております。のどの調子その後いかがですか?

    東北被災地に行かれたとの事でお疲れ様でした。
    TV画面で見ているだけでも込み上げてくるものがありましたので、
    現地での視察されたときの衝撃は相当のものだったでしょう。
    新之介さんの涙は、悲劇に対する悲しみか、
    それとも、再起される東北の方々の頑張りへの感動か?

    現地では少しでも明るい話題ありましたか?
    この辺りなら観光に行ってもOK!とか。
    震災に関係の無い方が、東北地方にお金が落とせるような
    話題があれば記事にして欲しいなと思います。

    とりあえず、新之介さんに買われた魚のその後・・。
    おもわずスーパーに東北産の魚を買いに行ってしまうような
    写真のうpを期待します。
    日本酒もあれば・・。

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  2. 山本新之介2011年10月7日 21:34

    なまず様

    ありがとうございます。

    甲状腺、検査結果待ちです。
    いろんな事を想像しながら、ワクワクしてます(^^

    さて、被災地を見せて頂いて、
    。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。 ウワァーン!!的な投稿になりましたが、
    感じたところ、
    「どうしていいかわからない」
    と思っている方はおられないようです。

    おそらく、考え方として2通り。
    「私たちががんばらなくてどうする」
    「国が考えを進めないからどうにもならない」
    と分かれると思います。

    観光という事ですが、物見遊山な野次馬でなければ、
    おそらく歓迎して頂けるのではないかと思います。
    少なくても、「行ってはいけない」ところはないはずです。

    お魚たちのその後ですが....
    知らない間に親戚筋や知己に配られておりまして、
    ほとんど手元に残っていなかったんです(^^;
    まあ、喜んで頂いたのでよかったです....

    そういった楽しい話題をうpするには、
    ちょいと準備不足でした。
    申し訳ありません(^^;

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コメント、ありがとうございます。