一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2011年10月7日金曜日

行政の役割(補足)....

(連投です)

「津波てんでんこ」岩手県内での古い言い伝えだそうで、

「津波が来たら、とにかくそれぞれで逃げなさい」

という意味だそうです。

この言葉のおかげで助かった方もかなりおられたとか。


こういった考え方を、行政がしっかりと、

平時から示しておかなくてはならないでしょうね。


新たに「緊急津波警報」を発令できるようにするとか、

どこにいても5分で安全な避難所まで行ける町作りとか、

とにかく原発は止めろ!とか....


そういったことも大切なんですけどね、

行政が徹底的にしなければならないことは、

住民の方々への啓発です。


今回の被災地の方々は教訓を得られているでしょうが、

被災地でない地域の方や、

自治体そのものの意識はどうでしょうかね?


例えば我が舞鶴。

高浜原発がすぐ近くにあります。

避難計画やらなんやかんやを決めなきゃならないのですが、

どうにも京都府任せ?に見えてしようがないのです。

そして京都府は、人ごとみたいに対応しているとしか思えない。


さらに原発事故、想定原因のひとつは「津波」なんですが、

「津波被害」については一切考えない。

面白いことをするものです。


直下型地震についても先日の連載で書いたように、

リスクは「ゼロ」ではないんです。

舞鶴もそんな危険がいっぱいある町なのですが、

なぜ、行政はそういうことに思い至らない?

そんなことでは「防災」なんてとてもとても....


まずは、ありとあらゆる災害を想定しましょうよ。

普段から、その危険性を広報しましょうよ。

緊急時にどの家庭でも情報収集できるように、

「防災行政無線」の端末を配布しましょうよ。


どんな大災害でもまず考えなければならない事は、

人命の保護、救出です。


大災害で町が壊滅することは、仕方ないことかも知れません。

でも、人的被害が増えてしまうことは仕方ない、

なんて言ってはいけません。


「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」

という政治家と公務員にはこう言いましょう。

「王様はハダカだ!」

ああ、ちょっとすっきりした(^^


でも、法理論で言えば、

政治家と公務員を選んでいるのは、

σ(^^も含めた有権者なんですよね....


いま、自分で自分の首を絞めたかな?σ(^^;

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