東北地方太平洋沖地震の発生から3ヶ月が経ちました。
復興に向かいつつある地域。
立ち入りすら禁止されている地域。
まだ、たった3ヶ月なんだということは痛いほどわかります。
いろんな問題があるのでしょうが、
一人や二人でできる事なんて限られていますよね。
もう、被災者の方々は「待つ」しかないのでしょうか。
出来る限りお待たせすることなく、
ご苦難から解放されて欲しいものです。
現状は、国や自治体といった公的な支援というものが、
どこまで速やかに、隅々まで、十分に行き渡るのか、
それが一番の課題になっております。
行政にはお金がないとかいろんな事情があるのでしょうが、
人手が足りない、体制が整わないなんてのは、
言い訳にもなりません。
言い訳どころか「想定外」という言葉を簡単に口にして、
今までの備えを怠っていたこと過去から逃げてしまうようでは。
「想定外」って、どういう意味なんでしょうね。
ありとあらゆる可能性を極限まで追求して、
備えていたにもかかわらず起きてしまったこと?
なんにも考えていなかった場合に起きてしまったこと?
どちらも「想定外」ですよね。
流行語のように軽く使用されている言葉ですが、
謙虚であればあるほど、責任が重ければ重いほど、
使うことの出来ない言葉だと思うのです。
「まさかこんな事になるなんて....」
行政、特に防災の担当者から、
大災害の現場でこの言葉を聞いたら、きっとこう思います。
「あなたは今まで何をしてたの?」
災害に対してはありとあらゆる事を考えておいても、
決して足りないということはありません。
「公」としてはもちろん、一般生活においてもです。
今まで少しだけですが、防災について勉強してきたこと、
自分なりに少し整理していきたいと思います。
書いたものから投稿していきますので、
しばらくお付き合いくださいね。
なお、書いていく中で、絶対に正解なものはありません。
それぞれの環境によって、考えなければならない事も違います。
あくまでも、σ(^^の環境下において「想定」していることです。
考え方のヒントとして読んで頂ければ幸いです。
さあ、久々の連載ものだ(^^
第1回目は「助かる?助ける?助けを待つ?」
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