実は、職場には危険がいっぱいなんです。
仕事というものは効率の良さがものすごく大切で、
自然と手の届きやすいところに必要なものが集まります。
これは職種を問わず、同じ傾向にないでしょうか?
つまり、実は危険なものが近くにあるのかも....
例えばオフィス。ふり返ればそびえ立つ書棚。
重いコピー機。
カッターやはさみなどが刃をむき出しに。
飲食店、燃えさかる中華コンロのすぐそばには麺ボイラー。
揚げ物だって手を伸ばせば届くところのフライヤーで。
見た目は美しい職場でしょうけども、
ガラス張りのショールーム。
工場での、その巨大な機械は、
転倒防止対策が取られていますか?
数え出すときりがないですね。
また、建物は耐震性が確保されてても、
天井が落ちてきたとか良く聞く話です。
余談ですが、福島県の避難所支援の際、
ピッグパレットふくしまという大きな避難所を訪れた時のこと。
その多目的ホールでは、2005年の「8・16宮城地震」で、
天井の断熱材が何枚か落下したそうです。
そのため天井にはネットを張り巡らしていたと。
そのネットには、今回の揺れで落ちてきた断熱材が、
たくさん引っかかっており、
もしその備えがなければどうなっていた事やらとぞっとしました。
閑話休題。
冬場であれば、石油ストーブを使っているところもあるでしょうね。
実は避難経路が確保されていないところ、
なんかもあるかも知れない。
σ(^^の職場は3階建ての2階。
そびえ立つ書棚もなければ、暴れ回るコピー機も別室。
天井は低く、落ちてきても軽い材質の板程度。
極度の暑がりであるσ(^^はストーブなんて近くに置かせません。
避難経路が塞がれる恐れもなく、
職場で大地震が来たとしても、
そうそう大事にはならないかと思っています。
喫煙室との往復もなくなったので、
基本的には安全なところ(今の席)にいる事がほとんど。
昼休みは庁舎裏でのんびりしていますし。
まあ、概ね安全じゃないかな?
危ないとしたら、大きな揺れで、
「スイッチオン」になった上司かなぁ....
きっとパニクっておかしな指示を出すんだろうなぁ。
これはある意味いちばん危険(^^;
さらに、来客のある場合、まずその方の安全を第一に。
みな様の職場ではいかがですか。
「その時」の危険性はないですか?
「職場」とひとことで言っても、
全く同じレイアウトのところはないでしょう。
それぞれで危険なところを考えてみてくださいね。
ほんの少し気にかけるだけでも、減災に繋がりますよ。
次回「ゆとりの時間にしっかりと」
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