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2011年6月29日水曜日

防災(連載):ゆとりの時間....

帰宅後。

ほぼ家族全員が同じ時間に集まるのは、

この時ではないでしょうか。


炊事をされる方。

ご飯までに宿題を片付けようとしたり、

ゲームに夢中になっていたり。


最近はお父さんもお母さんも協働で、

家事をするという雰囲気が広がっているんですってね。


ゆっくり出来るのはいつの事やら(^^;


食事をしてお風呂に入って、

つかの間のくつろぎの時間とそして睡眠。


最も忙しい時間帯かも知れません。

最も幸せな時間かも知れません。

そんな時、もし大地震が起きたら....


こんな時こそ、実は防災には有効なのです。

まず第一に、家族が一番近い距離にいるということ。

日中の大災害では、まずどこに誰がいるのか?

という確認をしなければなりませんが、

この時間帯は、危険回避や避難行動も家族みんなが、

ほぼ「同じ手順」で行うことが出来ます。


また、災害、特に大地震について、

「その時」にどうするのか?というテーマで、

会話することも可能になるでしょう。


どんな時間にも起こりうる大地震ですが、

それにどう向き合うのかという会話は、

おそらくこの時間でしかできないでしょう。


これまで書いてきた時間帯ごとの対応方法。

そういった状況ごとにそれぞれがどうするか。


家族会議なんて大げさでなくてもいいんですよ。

ちょいと世間話的に、でもちょいと真剣に。


こんな時の大地震にはどうする?

家の中の家具などに危険はない?

家族がばらばらになる時間帯の連絡方法は?


今回の震災で発令された大津波警報、

その受け止め方も決めておいた方がいいでしょうね。


さらに自宅にいる時間帯には、最も油断してしまい、

そしてその間が最も長い時間があるんですよ。

就寝中です。


眠りについた状態での大地震。

「その時」が来たらどうしましょうか。

すでに書いていますが、

自分たちの身は自分たちで守るという「自助」が出来れば、

防災減災の7割方が成功です。


ぜひ、家族が顔を合わせる時間は、

どうか大切にしてくださいね。


あと、プチ情報です。ご家庭のトイレやお風呂といった、

身動きしにくい場所についてですが、

実は大きな揺れには比較的強い場所といわれています。


「閉じ込められるかも」と考えがちですが、

面積の小さい部屋の中は結構頑丈なんですって。

こういった場所にいる時、

「その時」と遭遇してしまっても絶対に慌てないで。


さて、ありとあらゆる時間帯に、

「その時」が来るかもということを考えてみました。

次回「『その時』に大切なこととは....」


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