自助は読んでそのまま、「自分を助ける」こと。
この自助という言葉には、「自分」の他に「家族」などの、
「守るべき同居人」も含まれます。
他にも、仕事中ならすぐ近くの同僚やお客さんということでしょう。
互助とはお互いに助けあうということなのですが、誰と助け合うか。
これは「ご近所」と考えて差し支えありません。
隣近所のおうちや会社、通行人などなど、
すぐ近くで助けを待っている方を、
同じくすぐ近くでご無事な方々と共に助ける。
こう考えると、「自助」と「互助」の境界がわかりづらいな....
自分の家族だけでなく同僚やお客さんまで含めるとなれば、
どこまでが自助?ご近所は互助?
お客さんが自助でご近所は互助で....
はい。そういう分け方ではないですね。
σ(^^の勝手な解釈なんですが、
自助は「リスク回避」、互助は「リスク分担」と考えています。
自助とは「事前」に身を守る方法を考えておくこと。
互助は「直後」に助け合うこと。
言葉にすると簡単なのですけども、
どんなに難しいことかと理解しなければ、
防災は語れません。
まず、災害の種類はどのぐらいあるのか数えてみましょう。
地震、台風、洪水、火事、親父、津波、
大雨、大雪、竜巻、干魃、暴風、高潮....
気象庁が発表する警報や注意報、
地滑りや土砂崩れなどの土砂災害警戒情報。
あらためて数えるとこんなに多いんだ(^^;
こりゃ、全てに気が回るはずもありません。
当然、全てに備えた準備なんて出来るはずもなく、
リスクの「回避」は不可能?
σ(^^はこう考えています。
直接、身体生命財産を脅かす自然災害のうち、
時間的余裕のあるものとないもの、
大きくふたつに分けられないかなと。
時間的に余裕のないもの、突然やってきて、
その瞬間の判断では身を守ることが出来ないもの。
それは、地震しかないように思うんですよね。
台風や大雨から来る洪水は、
発生するまでに時間的な余裕はありますし、
津波だって地震によって起きるものですし。
ということは、地震とそれ以外の災害に分けて考えられるかな。
まずは、自助でいう「リスク回避」、
これを地震に絞って考えていきます。
地震以外も、後ほど考えます。
次回「直下型大地震に緊急地震速報なんて無意味」
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