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2011年6月21日火曜日

防災(連載):まず自分(以下略)....

自助は読んでそのまま、「自分を助ける」こと。

この自助という言葉には、「自分」の他に「家族」などの、

「守るべき同居人」も含まれます。

他にも、仕事中ならすぐ近くの同僚やお客さんということでしょう。


互助とはお互いに助けあうということなのですが、誰と助け合うか。

これは「ご近所」と考えて差し支えありません。

隣近所のおうちや会社、通行人などなど、

すぐ近くで助けを待っている方を、

同じくすぐ近くでご無事な方々と共に助ける。


こう考えると、「自助」と「互助」の境界がわかりづらいな....

自分の家族だけでなく同僚やお客さんまで含めるとなれば、

どこまでが自助?ご近所は互助?

お客さんが自助でご近所は互助で....


はい。そういう分け方ではないですね。

σ(^^の勝手な解釈なんですが、

自助は「リスク回避」、互助は「リスク分担」と考えています。


自助とは「事前」に身を守る方法を考えておくこと。

互助は「直後」に助け合うこと。


言葉にすると簡単なのですけども、

どんなに難しいことかと理解しなければ、

防災は語れません。


まず、災害の種類はどのぐらいあるのか数えてみましょう。

地震、台風、洪水、火事、親父、津波、
大雨、大雪、竜巻、干魃、暴風、高潮....

気象庁が発表する警報や注意報、

地滑りや土砂崩れなどの土砂災害警戒情報。


あらためて数えるとこんなに多いんだ(^^;

こりゃ、全てに気が回るはずもありません。

当然、全てに備えた準備なんて出来るはずもなく、

リスクの「回避」は不可能?


σ(^^はこう考えています。

直接、身体生命財産を脅かす自然災害のうち、

時間的余裕のあるものとないもの、

大きくふたつに分けられないかなと。


時間的に余裕のないもの、突然やってきて、

その瞬間の判断では身を守ることが出来ないもの。

それは、地震しかないように思うんですよね。


台風や大雨から来る洪水は、

発生するまでに時間的な余裕はありますし、

津波だって地震によって起きるものですし。


ということは、地震とそれ以外の災害に分けて考えられるかな。

まずは、自助でいう「リスク回避」、

これを地震に絞って考えていきます。

地震以外も、後ほど考えます。


次回「直下型大地震に緊急地震速報なんて無意味」

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