防災。
聞き飽きて、しかも効果が確認できない取組です。
近所の学校で年1回の防災訓練が、イメージとしてあるぐらい。
その内容も、無駄とは言いませんが、
「そんなんでいいの?」というもの。
せいぜい火事が起きた時、
消防車が来るまでの初期消火程度でしょうか。
そんな思いをずっと持ち続けていました。
あらためて勉強しようと思ったきっかけは、
順番に回ってくる自治会長(町内会長)を受けた時です。
自分自身の勉強のためもありますし、
せっかくなのでご近所にも考えてもらおうかなと。
勉強なんてたいそうな言葉を使いましたが、
インターネットで検索できる程度の知識です。
それでも随分と役に立つ情報が集まりました。
言い換えればインターネットで十分、
防災の情報が手に入るということです。
便利な世の中ですよねぇ(^^
調べた情報の中で一番感銘を受けたのは、
行政をあてにした防災
なんてあり得ないということです。
まずは、「自分の身は自分で守る」ことが大前提。
考えてみればものすごく当たり前のことなんですが、
この当たり前のことがさっぱり出来ていない。
出来ていないというよりも、
考え方そのものがわからないというのが現実でしょうか。
そして、身を守る情報を集め出すとその量の多いこと!
こんなにすることが多ければ、
なかなか手をつけられないな、正直なところ。
でも、必要なことはしなきゃ。
何から始めるかな....ということで、
まず憶えておかなくちゃいけない言葉がこれ。
「自助・互助・公助」
言葉の意味としては、伝わりやすいですよね。
自分を助ける、お互いに助け合う、そして公的支援。
この3つ、全体を10と考えると、
それぞれの割合は、自助7:互助2:公助1らしいです。
つまり防災というものは、自助でほぼ全てが決まると。
そりゃ、そうですよね。
自分の、そして家族が無事であれば何より。
無事だからこそ、ご近所も助けられる。
例え、家が壊れようとも、家族が無事なら上々。
そして、決定的にダメなのが行政、つまり公助。
はっきり言います。なんの役にも立ちません。
防災行政を内側から見ているσ(^^が断言します。
それじゃダメだよと内部で声を上げても、
「上」は聞く耳を持ちません。
なぜなら、防災、減災を目的にしているわけではなく、
防災対応のマニュアルを作る事だけが、目的ですから。
少なくとも、うちの組織はそうです。残念ですが....
住民の「救助」はしても、
「事前に助ける」事など考えていません。
そんなアテにならないものは放っておいて、
次回からはまず、「自助」について考えてみましょう。
次回予告を、5、7、5で♪
「まず自分 そして家族を 助けます」
....あまり上手じゃねーなぁ(^^;
言われる事は凄く理解できるし
返信削除何よりも もどかしさがありますね・・・。
マニュアルがメインってのも
悲しい話だ(;;)
どこの自治体も同じなんだろうなぁ。
頭の固い上層部って
何も起きなければ
それが最高の仕事!
って勘違いするんでしょうね・・・。
デブデブ・ストーナー様
返信削除ありがとうございます。
連載始まったばかりですが、結論を書きます(^^;
「3日間は自力で生き残ること」
本当に、これが全てなんですよね。
σ(^^が、舞鶴市で、家族と共に、3日間を、
生き残るにはどんなことを考えているのか?
そんな事をだらだらと書いていく連載です。
お読みになった方にも、
何かお役に立てる記事があれば、と願っています。