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2011年6月20日月曜日

防災(連載):助かる?(以下略)....

防災。

聞き飽きて、しかも効果が確認できない取組です。

近所の学校で年1回の防災訓練が、イメージとしてあるぐらい。

その内容も、無駄とは言いませんが、

「そんなんでいいの?」というもの。


せいぜい火事が起きた時、

消防車が来るまでの初期消火程度でしょうか。

そんな思いをずっと持ち続けていました。


あらためて勉強しようと思ったきっかけは、

順番に回ってくる自治会長(町内会長)を受けた時です。

自分自身の勉強のためもありますし、

せっかくなのでご近所にも考えてもらおうかなと。


勉強なんてたいそうな言葉を使いましたが、

インターネットで検索できる程度の知識です。

それでも随分と役に立つ情報が集まりました。


言い換えればインターネットで十分、

防災の情報が手に入るということです。

便利な世の中ですよねぇ(^^


調べた情報の中で一番感銘を受けたのは、

行政をあてにした防災

なんてあり得ないということです。


まずは、「自分の身は自分で守る」ことが大前提。

考えてみればものすごく当たり前のことなんですが、

この当たり前のことがさっぱり出来ていない。


出来ていないというよりも、

考え方そのものがわからないというのが現実でしょうか。

そして、身を守る情報を集め出すとその量の多いこと!


こんなにすることが多ければ、

なかなか手をつけられないな、正直なところ。

でも、必要なことはしなきゃ。


何から始めるかな....ということで、

まず憶えておかなくちゃいけない言葉がこれ。


「自助・互助・公助」

言葉の意味としては、伝わりやすいですよね。

自分を助ける、お互いに助け合う、そして公的支援。


この3つ、全体を10と考えると、

それぞれの割合は、自助7:互助2:公助1らしいです。

つまり防災というものは、自助でほぼ全てが決まると。


そりゃ、そうですよね。

自分の、そして家族が無事であれば何より。

無事だからこそ、ご近所も助けられる。

例え、家が壊れようとも、家族が無事なら上々。


そして、決定的にダメなのが行政、つまり公助。

はっきり言います。なんの役にも立ちません。

防災行政を内側から見ているσ(^^が断言します。


それじゃダメだよと内部で声を上げても、

「上」は聞く耳を持ちません。

なぜなら、防災、減災を目的にしているわけではなく、

防災対応のマニュアルを作る事だけが、目的ですから。

少なくとも、うちの組織はそうです。残念ですが....


住民の「救助」はしても、

「事前に助ける」事など考えていません。

そんなアテにならないものは放っておいて、

次回からはまず、「自助」について考えてみましょう。


次回予告を、5、7、5で♪

「まず自分 そして家族を 助けます」

....あまり上手じゃねーなぁ(^^;

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2 件のコメント:

  1. デブデブ・ストーナー2011年6月20日 23:59

    言われる事は凄く理解できるし
    何よりも もどかしさがありますね・・・。
    マニュアルがメインってのも
    悲しい話だ(;;)
    どこの自治体も同じなんだろうなぁ。
    頭の固い上層部って
    何も起きなければ
    それが最高の仕事!
    って勘違いするんでしょうね・・・。

    返信削除
  2. 山本新之介2011年6月21日 0:27

    デブデブ・ストーナー様

    ありがとうございます。

    連載始まったばかりですが、結論を書きます(^^;
    「3日間は自力で生き残ること」
    本当に、これが全てなんですよね。

    σ(^^が、舞鶴市で、家族と共に、3日間を、
    生き残るにはどんなことを考えているのか?
    そんな事をだらだらと書いていく連載です。

    お読みになった方にも、
    何かお役に立てる記事があれば、と願っています。

    返信削除

コメント、ありがとうございます。