毎年、この時期になると、やっぱり考えてしまいます。
若い世代になればなるほど、無関心とまでは行かなくても、
現実としてとらえられなくなっているのかなと。
「あの戦争」について....
先日、こんな川柳を目にしました。
「八月や六日九日十五日」
日本人なら、すぐに理解できる句でしょう。
もちろん、戦争は良くないものでしょう。
勝っても負けても、です。
古代中国の兵法家、孫子も言っています。
戦争というものは最後の最後のやむを得ない手段であり、
軽々に取るべき手段ではない。
戦争でもたらされる損害や影響は、
決して軽いものではないのだと。
「あの戦争」について、
感情的になるつもりは全くありません。
明治維新以来、突き進んできた日本の来し方。
「勝った勝った」で見失った何か。
歴史のどこかで間違えたこと。
日本人がしたこと。されたこと。
何よりも残念なのは、「戦争」というものが、
この時期の「風物詩」になってしまっているということ。
しかも、「あの爆弾」を象徴としてしまっているということ。
結論としての、「戦争はいけない」という事。
それは、「孫子」の昔から言われていることです。
ただ、「なぜ?」あんな事になってしまったのか、
「なぜ?」誰もそのことについて考えようとしないのか。
歴史をかじっているものの1人として、
「もし」は口が裂けても言えませんが、
この歴史は避けられないものだったのかなと、
いつもいつも考えてしまいます。
ゆるすまじ戦争!という思考停止状態にあると思います。
返信削除時代が変われば変わるほど新しい価値観によってゆるすまじ。あの時代の背景を考えると避けれなかったのではないでしょうか?
風物詩化、戦争放棄によってその反動でか日本人は戦争を対岸の火事としか思えていないのが残念です。
戦争はこの世の最強の不幸ですけどね。
かかし様
返信削除ありがとうございます。
きっとσ(^^;は死ぬまで考えてしまうでしょう。
答えなんか見つからないとわかりきってても。
仕方がなかったとしても「流れ」のなかで、
何とか出来る方法もあったんじゃないのか、
信じていたいところもあるんです。