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2011年8月19日金曜日

派手なドリフトはウケがいい♪....

今までは、スキーが勝手にターンしてくれていました。

それがカービングスキーです。


レギュレーションの改正後は、

曲がらないスキー板で、

曲がって行かなくてはならないわけです。


今までのカービングスキーは、

モータースポーツで言うところの「グリップ走行」。

改正後、使いこなさなくてはならない「スキッディングターン」は、

アンダーステアのマシンを滑らせて、

コントロールするというところでしょうか。


勘のいい方はおわかりですね。

そうです、「ドリフト」です。


ただ、アクセルやブレーキのないスキーで行うドリフトは、

「慣性ドリフト」しかありません。

そして、滑らせすぎると雪面抵抗、

つまりロスにしかなりませんので、

目指すところは「ゼロドリフト」です。


妻「スキーヤーだろ?スキーで例えろよ(怒)」


スキーで例えると....(^^;

昔々、「カービングスキー」という、

革命的なマテリアルが投入されてからこっち、

ちょいと板を傾けるだけでギュンギュンと、

曲がってくれる板が主流になりました。


ところがそれは、あまりにも速いスピードで曲がりすぎてしまい、

レースの世界ではケガ人が続出。

板はぐいぐいと曲がってくれるので、

スキーヤーは技術力をそんなに上げなくても良くなりました。


そこで、ケガをさせないよう、

本来のスキーの動きを憶えてもらえるようという目的で、

「昔の動きに近いスキー板にしてしまおう」という改正が、

提唱されることとなりました。


という事なのですが、「昔のスキー」を知らないσ(^^;は、

「昔のスキー」の動作やフィーリングがさっぱりわからない。

だから、「ルール改正後」は想像上の世界です(^^;


真っ先に思いつくのは、

峠の下りで、

ニュートラルのまま、

ノーブレーキで、

「慣性ドリフト」で向きを変えろ、と。


妻「ねぇ、慣性とかゼロとか、それって何?」

喜んで説明しましょう♪

おそらく、また、だらったらと連載が続きますよ(^^


....今回はそんな企画ではないので説明は簡単に。

「慣性ドリフト」とは文字通り慣性力を利用して、

タイヤをスライドさせるもの。

スキーで言えば遠心力による慣性で、

板をずらして向きを変える。


「ゼロドリフト」とは、モータースポーツで言うところの、

内輪差をゼロにする事です。

「内輪差」を「ゼロ」にすることで、

前輪のカウンターによる「旋回力」の低下を引き起こさず、

後輪の「加速」モーメントのロスを最小限に抑えます。


一昔前はモータースポーツでは最速テクニックと言われました。

もちろん、やれと言われても出来ませんσ(^^;

....あしからず。


「ゼロドリフト」なんて「妄想」みたいなものですから....

しかし、スキーへの応用イメージは出来ています。


次回「ゼロドリとスキー」

2 件のコメント:

  1. デブデブ・ストーナー2011年8月20日 11:42

    分かりますよぉ!
    オイラ一時期 スキーのエッジをゼロにして
    スライドさせて遊んでました(^^)
    そりゃもう面白い様にズルズルで笑いながら
    滑ってましたよ!

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  2. 山本新之介2011年8月20日 21:48

    デブデブ・ストーナー様

    ありがとうございます。

    そういえば、そこまでエッジを効かなくした板に、
    乗った事がありません....

    古い板で遊んでみる事にします(^^

    返信削除

コメント、ありがとうございます。