チェアスキーでも車いすハンドボールでも、
自分ひとりがプレーヤーで、
自分ひとりが楽しんでいるわけにはいきません。
まずは、「面白そう」と思って頂く事から始めて、
「やってみようかな」、
「やっぱり面白い!」、
と思ってもらえればまずは成功。
第1段階として、これらは大事なことです。
「面白い!」となれば次回も参加頂けるはず。
少し欲が出てくれば、
「もっとうまくなりたい」とか、
「あいつには負けたくない」、
という気持ちも芽生えていくでしょう。
そういう仲間を増やしていくこと、
その技術的なことを「指導」というのでしょうし、
システムとして作り上げられたものが「普及」というのでしょう。
今までの経験から、そういう解釈をしています。
いきなりなんでこんな事を言い出すかというと、
この「指導」や「普及」という言葉の意味が、
最近では正確に使われていないような気がするんです。
まず最初の「面白そう」と思ってもらうこと。
チェアスキーなら動画をご覧頂いたとおり、
そのまま「面白い」と思って頂ける自信があります。
そこから、「やってみようかな」という段階へ、
導くのがなかなか難しいのです。
興味のある人にはやってみて欲しいのですが、
「強制」になってはいけません。
「一度、乗ってみたいんだけど世話になれるかしら?」
とおっしゃって頂ければしめたもの。
あとは、「指導力」の問題です。
「一度乗ってみたい」という段階をクリアして、
「面白かった」と思ってもらえれば、
人生を彩るスキーライフと出会えるかも知れませんし、
身も心も焦がすような「アツい」レースシーンが、
待ち構えているかも知れません。
その人がどのようなスキー志向を持とうとも、
導いていかなければならないのが「指導者」です。
そして、その方法論をシステムとして確立させるのが、
「普及」という行為でしょう。
最近、つくづく思う事は、
「面白い」から「やってみよう」という導きは、本当に難しいなと。
チェアスキーをしようとすれば、
宿命的につきまとう要素があります。
まず第一に「寒い」(^^;
当たり前ですが、これがなかなか壁になるようです。
次に「高い」。
チェアスキーは、衝動買いできるような値段ではありませんので、
これも当然のこと。
もうひとつ、初心者のうちは「ひとりで始められない」ということ。
ひとりで滑ることが出来るようになるには、
どうしても介助者の存在が不可欠です。
この壁を乗り越えるにはどうしたらいいのかな?
....おや?なんだか続く流れ?(^^;
次回「なんだか面倒くさい?」
おはようございます!
返信削除そうなんですよねぇ(--)
最近ではマイナーと言われるモータースポーツも
同じ事が言えるんですよねぇ。
その為にmini-motoGPが出来たんですが
少しづつでも普及させていきたいですね!
デブデブ・ストーナー様
返信削除ありがとうございます。
プレーヤーとして、プロデューサーとして、
種目は違っても目指す方向は同じですね(^^
あせらず行きましょう♪