「昔のスキー」=「アンダーステア」と考えると、
モータースポーツの理論から、
スキーの突破口って見えてこねぇ?
妻「ほとんど経験無い『昔スキー』のレースと、
『やろうとしても出来ないゼロドリ』....
もう、はったりネタはやめようよ」
....コホン(^^;
もう少ししゃべらせて下さい....
内輪差を無くす事を「ゼロカウンタードリフト」と言います。
ドリフトのメリットは車体の向きを、
フロントのコーナリングフォース以上に、
曲げていく事が出来るという事です。
当然、デメリットもあります。
ひとつは、後輪の空転を伴うため、
後輪は性能円の外周(最大グリップ)よりも、
はるかに小さなグリップしか得られないという事。
簡単に言えば、車体の向きを大きく変えられる代わりに、
加速しないという事でしょうか。
モータースポーツでは、
一時、ゼロドリフトが最速のテクニックと言われていましたが、
今ではグリップ走行が最速というのが常識のようです。
スキーでもグリップ走行=カービングターンが「最速」なのですが、
レギュレーション改正後は、
グリップ走行をさせてもらえなくなるわけです。
そうなると、どこまで「ドリフト」の抵抗を、
少なくさせなきゃいけないかが勝負の鍵を握ります。
「グリップ」でも「ドリフト」最速ラインは1本しかありません。
そして、そのライン(進行方向)と、
車体(スキー板)の向きの相対角度は、
ゼロにしなければなりません。
板の迎え角を大きく取ればドリフトアングルが大きくなって、
常にブレーキをかけている状態になります。
迎え角が小さければ、板の向きは変わっていきませんので、
まっすぐにコースアウトしていきます。
これがテクニック上の話。
レギュレーションの導入時期からも考えてみます。
2013-2014シーズンといえば、
そうです、ソチ五輪/パラシーズンです。
そのプレシーズンである2012-2013シーズンに、
そんな大幅な改正って....(^^;
「内輪差=迎え角」これが理解できた選手は、
ソチで「来ます」よ、必ず。
対応出来ない選手は、
ソチまでに「消えます」よ、必ず。
どんなトップアスリートでも「消える」かも知れない。
どんな「無名で根性無しで、
中途半端な技術と理論しか持ち合わせていない、
普段ほとんど雪の積もらないような町に住んでいる、
あのチェアスキーヤー」でも、
チャンスが来るかも知れないのです。
さて、ここで問題です。
レギュレーション改正はいつになるでしょうか?
①FIS、IPCAS共に2012-2013シーズンから改正
②業界に配慮して2014-2015シーズンから改正
さぁて、どちらでしょうか?(^^
σ(^^は、「ソチ前」の改正にBETします♪
さあ、この連載で少し整理をつけられました。
レギュレーション改正、どんとこいっ!(^^
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