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2011年8月20日土曜日

ゼロドリとスキー....

「昔のスキー」=「アンダーステア」と考えると、

モータースポーツの理論から、

スキーの突破口って見えてこねぇ?


妻「ほとんど経験無い『昔スキー』のレースと、
  『やろうとしても出来ないゼロドリ』....
  もう、はったりネタはやめようよ」

....コホン(^^;
    もう少ししゃべらせて下さい....


内輪差を無くす事を「ゼロカウンタードリフト」と言います。

ドリフトのメリットは車体の向きを、

フロントのコーナリングフォース以上に、

曲げていく事が出来るという事です。


当然、デメリットもあります。

ひとつは、後輪の空転を伴うため、

後輪は性能円の外周(最大グリップ)よりも、

はるかに小さなグリップしか得られないという事。




















簡単に言えば、車体の向きを大きく変えられる代わりに、

加速しないという事でしょうか。


モータースポーツでは、

一時、ゼロドリフトが最速のテクニックと言われていましたが、

今ではグリップ走行が最速というのが常識のようです。


スキーでもグリップ走行=カービングターンが「最速」なのですが、

レギュレーション改正後は、

グリップ走行をさせてもらえなくなるわけです。


そうなると、どこまで「ドリフト」の抵抗を、

少なくさせなきゃいけないかが勝負の鍵を握ります。


「グリップ」でも「ドリフト」最速ラインは1本しかありません。

そして、そのライン(進行方向)と、

車体(スキー板)の向きの相対角度は、

ゼロにしなければなりません。


板の迎え角を大きく取ればドリフトアングルが大きくなって、

常にブレーキをかけている状態になります。


迎え角が小さければ、板の向きは変わっていきませんので、

まっすぐにコースアウトしていきます。

これがテクニック上の話。


レギュレーションの導入時期からも考えてみます。

2013-2014シーズンといえば、

そうです、ソチ五輪/パラシーズンです。

そのプレシーズンである2012-2013シーズンに、

そんな大幅な改正って....(^^;


「内輪差=迎え角」これが理解できた選手は、

ソチで「来ます」よ、必ず。

対応出来ない選手は、

ソチまでに「消えます」よ、必ず。


どんなトップアスリートでも「消える」かも知れない。

どんな「無名で根性無しで、

     中途半端な技術と理論しか持ち合わせていない、

     普段ほとんど雪の積もらないような町に住んでいる、

     あのチェアスキーヤー」でも、

チャンスが来るかも知れないのです。


さて、ここで問題です。

レギュレーション改正はいつになるでしょうか?


①FIS、IPCAS共に2012-2013シーズンから改正

②業界に配慮して2014-2015シーズンから改正

さぁて、どちらでしょうか?(^^


σ(^^は、「ソチ前」の改正にBETします♪


さあ、この連載で少し整理をつけられました。

レギュレーション改正、どんとこいっ!(^^ 

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