一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2010年5月1日土曜日

メーデー!メーデー!....

いや、別に遭難したわけではないですよ(^^;


今日は、5月1日。

世の中の一部は、「メーデー」で盛り上がっています。

σ(^^は労働組合に入っていませんので、あまり関わりがないですが。


せっかくだから、ちょっと考えてみてもいい機会なのかな、と。

年に一度ぐらいはね....

もともと、「メーデー(May day)」はヨーロッパで、

春の訪れを祝うお祭りに使われる言葉だったそうです。

「メイフェア(May fair)」とも....


それが日本では、Labour day(労働者の日)をメーデーと言うそうです。


起源はというと、アメリカでのストライキですってね。

当時、12時間だかもっと長い時間を働かされていた労働者が、

「8時間勤務にしろ!」と行動を始めた事があったそうです。

8時間は仕事、8時間は休息、もう8時間は自由時間という主張。

今から考えたら、当然の事だと考えてしまいますね。

何も疑わずに....


でももし、昔の労働者階級の方々が、ただ泣き寝入りして、

誰も何一つ文句を言えず、黙々と働き続けていたら、

こんな事はなかったはず....かな?

まあ、そんなことはないでしょうけど(^^;


労働者階級が団体交渉権というものを手に入れて、

雇用側や政治に働きかける力を手に入れた。

そうして少しずつ仕事と生活の両立が出来るようになり、

「1億総中流社会」という言葉と共に歩んだ高度成長期....

....σ(^^の生まれる前の話です。


よく、組合で頑張ってる人から言われることは、

「わしらが頑張ってきたから、君らの世代は働きやすくなってる」と。

労働運動の歴史を見れば、確かにそうだと思いますよ。

それに感謝して、その運動を引き継ぎ、

さらに労働者にとって働きやすい環境を作っていこう!

....なんて思えないのはなぜだろう?


σ(^^の中にあるのは、歴史で目にした血なまぐさい時代の知識。

誤解かもしれないけど、政治的な思惑が絡んだ時代があったはず。

戦争はいけないと教えながら、一方では流血を招く様な実力行使。

この矛盾は、きっと死ぬまで頭の中にあるんだろうな。


それともうひとつ。

これは性格のものなんだろうけど、

働く以上は、権利を主張するより、まず義務を履行する。

順番としてはそうだと思うわけです。


全ての労働組合関係者を知っているわけではないですが、

どうにも、順番を間違えている人が少なくないような気が....


いや、批判しているわけでは全くないですよ。

ただ、σ(^^はまず自分が出来ることをきちんと。

仕事が仕事ですから、まず考えなくてはいけないのは、

納税者の方々の思いを大切にするということです。

「公僕」という言葉で身分を表されますが、

「下僕」にはならずに、しかし、納税者の方々の思いを第一に。

そうして、仕事がこなせるようになってから、権利主張。

σ(^^は、そう思います。


....でも、自分の中に矛盾もひとつ。

「公務員がスキーだと!?ふざけんな!!!」という思いが、

大多数の方々がそう思われていたら、さあどうしよう(^^;

これも、自分で解けない矛盾、究極の2択です....

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。