いや、別に遭難したわけではないですよ(^^;
今日は、5月1日。
世の中の一部は、「メーデー」で盛り上がっています。
σ(^^は労働組合に入っていませんので、あまり関わりがないですが。
せっかくだから、ちょっと考えてみてもいい機会なのかな、と。
年に一度ぐらいはね....
もともと、「メーデー(May day)」はヨーロッパで、
春の訪れを祝うお祭りに使われる言葉だったそうです。
「メイフェア(May fair)」とも....
それが日本では、Labour day(労働者の日)をメーデーと言うそうです。
起源はというと、アメリカでのストライキですってね。
当時、12時間だかもっと長い時間を働かされていた労働者が、
「8時間勤務にしろ!」と行動を始めた事があったそうです。
8時間は仕事、8時間は休息、もう8時間は自由時間という主張。
今から考えたら、当然の事だと考えてしまいますね。
何も疑わずに....
でももし、昔の労働者階級の方々が、ただ泣き寝入りして、
誰も何一つ文句を言えず、黙々と働き続けていたら、
こんな事はなかったはず....かな?
まあ、そんなことはないでしょうけど(^^;
労働者階級が団体交渉権というものを手に入れて、
雇用側や政治に働きかける力を手に入れた。
そうして少しずつ仕事と生活の両立が出来るようになり、
「1億総中流社会」という言葉と共に歩んだ高度成長期....
....σ(^^の生まれる前の話です。
よく、組合で頑張ってる人から言われることは、
「わしらが頑張ってきたから、君らの世代は働きやすくなってる」と。
労働運動の歴史を見れば、確かにそうだと思いますよ。
それに感謝して、その運動を引き継ぎ、
さらに労働者にとって働きやすい環境を作っていこう!
....なんて思えないのはなぜだろう?
σ(^^の中にあるのは、歴史で目にした血なまぐさい時代の知識。
誤解かもしれないけど、政治的な思惑が絡んだ時代があったはず。
戦争はいけないと教えながら、一方では流血を招く様な実力行使。
この矛盾は、きっと死ぬまで頭の中にあるんだろうな。
それともうひとつ。
これは性格のものなんだろうけど、
働く以上は、権利を主張するより、まず義務を履行する。
順番としてはそうだと思うわけです。
全ての労働組合関係者を知っているわけではないですが、
どうにも、順番を間違えている人が少なくないような気が....
いや、批判しているわけでは全くないですよ。
ただ、σ(^^はまず自分が出来ることをきちんと。
仕事が仕事ですから、まず考えなくてはいけないのは、
納税者の方々の思いを大切にするということです。
「公僕」という言葉で身分を表されますが、
「下僕」にはならずに、しかし、納税者の方々の思いを第一に。
そうして、仕事がこなせるようになってから、権利主張。
σ(^^は、そう思います。
....でも、自分の中に矛盾もひとつ。
「公務員がスキーだと!?ふざけんな!!!」という思いが、
大多数の方々がそう思われていたら、さあどうしよう(^^;
これも、自分で解けない矛盾、究極の2択です....
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