「天才」、この言葉の意味には、
子どもと大人では少し意味合いが違うような気がします。
子どもの場合、成長の度合いが違うため、
同時期に、他の子どもと比べて
特に秀でた能力を有する場合もあるでしょう。
小学生の頃、同じクラスにヒーローがいました。
野球ではエースで4番、勉強も出来て、リーダーシップも強い。
みんなが惹きつけられでいく。
一緒にいるとものすごく心強いという安心感、
何をやっても勝てないという劣等感等々、様々なことを考えたものです。
今から考えると、幼少期から積み上げた経験の差がすでに、
そのときに現れていたのかななんて思います。負け惜しみでしょうけど....
同年代の場合でも少しばかり成長が早く、小脳の学習が進んでいれば、
人とは「違う」才能を持っているように見えたのだろうと、そんな気がします。
小学校の頃に頭角を現し、成長期に磨きがかかる。
成長期には、いろんな事を敏感に感じ取って、
いろんな価値観が生まれる時期ですので、
ひとつの事へ真摯に取り組むことが出来なくなる場合もあるでしょうが、
しっかりと周囲にサポートされていれば、出来上がっていく体と頭に伴って、
より高い段階へ成長するのでしょう。
そうして子どもの頃のヒーローは、「天才」といわれる存在になっていくのかな。
次回は、成長期の前後について考えてみようと思います。
「天才という言葉を軽々しく使うと、負けを認めてしまうような気がする」です。
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