例えば、σ(^^の実家のような倒壊の危険がある住宅の場合、
緊急地震速報を聞いて、
机の下に潜るというのはちょっとどうなの?と....(^^;
家から転がり出る事が出来ればよし、
そうでなければ、「運頼み」?....
ここなら、家が崩れても隙間が出来るかな?
という期待を込めて、飛び込む場所を考えておくだけ。
早く建て替えか補強をしなければ....
今回は、家が「倒壊しない」という前提。
そして、「危ない家具」への対応も済ました後のお話しです。
この時、一番危険なのはやっぱり、
キッチンやストーブの火の元です。
揺れている間に何とか消化しようとしませんか?
とっさの場合、火を消そうとしてしまう気がします。
実は、揺れている間は絶対にしてはいけないことなんです。
立っていることも出来ないような揺れの間に、
的確にコンロの火を消す、
またはストーブの火を消すなんて神業ですよ(^^;
また、転けない程度の揺れだとしても、
火を消そうとして天ぷら中の油をかぶったり、
高熱のストーブに抱きついたりする危険があります。
大抵のガスコンロやストーブは、
自動消火装置もついているでしょうし、
もし火が広がったとしても、
揺れが収まってからでも消火することは可能です。
消火器が備えてあればの話ですが。
揺れが収まって壁に火がついたのがわかってから、
消火器で対応できるのは2~3分の間と言われています。
大地震でなければ消防車も来られるでしょう。
平時と同じように119番をしてからでも、
消化器での消火は間に合いますので慌てずに。
大地震の場合は、電話が通じない事もあります。
水が止まっていることもあるでしょうね。
やっぱり消火器が必要ですね。
他に家族がいれば協力しながら何とかして消します。
燃えやすい壁材とかでなければ、
3分の時間と消化器があれば消火できますから、
くれぐれも慌てずに。
少しやっかいなのが、火がついたままのタバコです。
大きな揺れと共にどこかに紛れてしまう可能性があります。
丁寧に灰皿で火を消すことも難しいでしょうから、
燃えやすい物以外で、何としてでも揉み消します。
σ(^^もこの間まで喫煙者でしたから、
タバコの危険はよくわかります。
何でタバコの火が危険かって?
ガス漏れでボンッ!
危険でしょ?(^^;
さあ、少し慌てながらも、
何とか火を出さずに済ませられました。
やれやれです(^^
その結果、家族全員が、
「ちょっと寿命が縮んだ程度のびっくり」で、
事なきを得ました。
自助の成果、グッジョブです(^^
でも、もうひとつしなければならないことがあるんですよ。
それは通電火災の防止です。
揺れたあとに停電があって、
その電気が戻った場合が一番危険なんです。
阪神淡路大震災の時の出火原因の大部分が、
通電火災が原因と言われています。
てか、通電火災って何じゃいな?
それは次回、「勝手に家が燃え始める恐怖」にて

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