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2011年7月2日土曜日

防災(連載):家にいる時に....

「その時」。

例えば、σ(^^の実家のような倒壊の危険がある住宅の場合、

緊急地震速報を聞いて、

机の下に潜るというのはちょっとどうなの?と....(^^;

家から転がり出る事が出来ればよし、

そうでなければ、「運頼み」?....


ここなら、家が崩れても隙間が出来るかな?

という期待を込めて、飛び込む場所を考えておくだけ。

早く建て替えか補強をしなければ....



今回は、家が「倒壊しない」という前提。


そして、「危ない家具」への対応も済ました後のお話しです。


この時、一番危険なのはやっぱり、

キッチンやストーブの火の元です。

揺れている間に何とか消化しようとしませんか?

とっさの場合、火を消そうとしてしまう気がします。


実は、揺れている間は絶対にしてはいけないことなんです。

立っていることも出来ないような揺れの間に、

的確にコンロの火を消す、

またはストーブの火を消すなんて神業ですよ(^^;


また、転けない程度の揺れだとしても、

火を消そうとして天ぷら中の油をかぶったり、

高熱のストーブに抱きついたりする危険があります。


大抵のガスコンロやストーブは、

自動消火装置もついているでしょうし、

もし火が広がったとしても、

揺れが収まってからでも消火することは可能です。


消火器が備えてあればの話ですが。

揺れが収まって壁に火がついたのがわかってから

消火器で対応できるのは2~3分の間と言われています。


大地震でなければ消防車も来られるでしょう。

平時と同じように119番をしてからでも、

消化器での消火は間に合いますので慌てずに。


大地震の場合は、電話が通じない事もあります。

水が止まっていることもあるでしょうね。

やっぱり消火器が必要ですね。

他に家族がいれば協力しながら何とかして消します。


燃えやすい壁材とかでなければ、

3分の時間と消化器があれば消火できますから、

くれぐれも慌てずに。


少しやっかいなのが、火がついたままのタバコです。

大きな揺れと共にどこかに紛れてしまう可能性があります。

丁寧に灰皿で火を消すことも難しいでしょうから、

燃えやすい物以外で、何としてでも揉み消します。

σ(^^もこの間まで喫煙者でしたから、

タバコの危険はよくわかります。


何でタバコの火が危険かって?

ガス漏れでボンッ!

危険でしょ?(^^;


さあ、少し慌てながらも、

何とか火を出さずに済ませられました。

やれやれです(^^


その結果、家族全員が、

「ちょっと寿命が縮んだ程度のびっくり」で、

事なきを得ました。

自助の成果、グッジョブです(^^


でも、もうひとつしなければならないことがあるんですよ。

それは通電火災の防止です。

揺れたあとに停電があって、

その電気が戻った場合が一番危険なんです。


阪神淡路大震災の時の出火原因の大部分が、

通電火災が原因と言われています。


てか、通電火災って何じゃいな?


それは次回、「勝手に家が燃え始める恐怖」にて


 
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