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2011年7月6日水曜日

防災(連載):自助の難しさ....

「その時」が、家族みんなが家にいる時なら、

少し安心なんですよね。

家族の安否は手の届くところでわかるんですから。


日中、てんでばらばらに外出している時だとしたら、

これは大変なわけです。


「その時」が来た。

自分は何とか助かった。

家族はどうなの?

でも、携帯電話は通じない。

メールも制限あり。


今回の地震では、FacebookTwitterといったサービスが、

安否確認や情報収集に大変な威力を発揮したとも聞きます。

こういった手段で安否確認をするんだということを、

家族の間で決めておくのもいいかもしれませんね。


さて、「リスク回避」が自助の目的と、何度か書いています。

外出時にリスク回避をするためには、

いくつかの方法があります。


まず、外出先を最低でも家族の誰かに伝えておくこと。

仕事や学校に行くのであれば、言わなくてもわかりますが(^^


そして、どこに行くにしても、

「その時」が来るかもという気持ちを常に持つこと。

これだけでも随分違うはずですよ。


そう考えていると、

無意識のうちに「安全」な場所を、

選んでいるということもあるはずです。

「虫の知らせ」なんて言葉もありますしね(^^


今、「その時」が来たら、

どこが安全な場所か?

どこが避難所か?

飲み物食べ物はあるか?

帰宅することは出来るか?


どこにいても、自分の身を守ってから次の行動が始まります。

SNSなどで家族に安否を伝えられたとしても、

「いま下敷きなう」では自分の家族も辛いです。


大きなショッピングセンターなどの建物の中であれば、

建物が倒壊するという可能性は少ないでしょうが、

何かが倒れてきたり、落ちてきたりがあるかも知れません。


自動車の運転中は他車と接触などがないように。

ゲレンデでは、リフトから落ちたり、雪崩が起きたり。

常に、自分がいるところの危険性を理解しておきます。


そして、出来るだけ情報を集められれば最高です。

その時に備えた情報の量が多ければ多いほど、

自分の身を守れる可能性が増えるというものです。


もうひとつ、こういったことを普段から家族と話していれば、

どこに誰がいても、「やや安心」出来るかも知れません。

あ、このぐらいならあの人は助かってるなと(^^


何度も言いますが、自助は「リスク回避」、

つまり、自分の身は自分で守ることです。

痛い思いはしたくないですし、

何よりも家族に心配かけたくはないですからね(^^



次回、「自助はわかった。互助はどうする?」




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