少し安心なんですよね。
家族の安否は手の届くところでわかるんですから。
日中、てんでばらばらに外出している時だとしたら、
これは大変なわけです。
「その時」が来た。
自分は何とか助かった。
家族はどうなの?
でも、携帯電話は通じない。
メールも制限あり。
今回の地震では、FacebookやTwitterといったサービスが、
安否確認や情報収集に大変な威力を発揮したとも聞きます。
こういった手段で安否確認をするんだということを、
家族の間で決めておくのもいいかもしれませんね。
さて、「リスク回避」が自助の目的と、何度か書いています。
外出時にリスク回避をするためには、
いくつかの方法があります。
まず、外出先を最低でも家族の誰かに伝えておくこと。
仕事や学校に行くのであれば、言わなくてもわかりますが(^^
そして、どこに行くにしても、
「その時」が来るかもという気持ちを常に持つこと。
これだけでも随分違うはずですよ。
そう考えていると、
無意識のうちに「安全」な場所を、
選んでいるということもあるはずです。
「虫の知らせ」なんて言葉もありますしね(^^
今、「その時」が来たら、
どこが安全な場所か?
どこが避難所か?
飲み物食べ物はあるか?
帰宅することは出来るか?
どこにいても、自分の身を守ってから次の行動が始まります。
SNSなどで家族に安否を伝えられたとしても、
「いま下敷きなう」では自分の家族も辛いです。
大きなショッピングセンターなどの建物の中であれば、
建物が倒壊するという可能性は少ないでしょうが、
何かが倒れてきたり、落ちてきたりがあるかも知れません。
自動車の運転中は他車と接触などがないように。
ゲレンデでは、リフトから落ちたり、雪崩が起きたり。
常に、自分がいるところの危険性を理解しておきます。
そして、出来るだけ情報を集められれば最高です。
その時に備えた情報の量が多ければ多いほど、
自分の身を守れる可能性が増えるというものです。
もうひとつ、こういったことを普段から家族と話していれば、
どこに誰がいても、「やや安心」出来るかも知れません。
あ、このぐらいならあの人は助かってるなと(^^
何度も言いますが、自助は「リスク回避」、
つまり、自分の身は自分で守ることです。
痛い思いはしたくないですし、
何よりも家族に心配かけたくはないですからね(^^
次回、「自助はわかった。互助はどうする?」

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