防災グッズとか、避難セットとか、
様々なものが販売されております。
確かに役に立ちそうだなと唸るものもあれば、
明らかに便乗だろうと思うものも(^^;
あれやこれやを考えていくと、
手軽に持ち出せないほどの量になってしまいます。
それはあまりにもナンセンス。
最低でもこのぐらいはというものを書き出してみましょうかね。
まずはなんと言っても「水」。
ライフラインとしての水が止まる、
給水車が来るまでには時間がかかると、
簡単に想像できます。
水がないと顔洗えない、
風呂入れない、
トイレ流せない....
いろんな不都合が出てくるでしょうが、
最も悪い想像は「水がなければ生きていけない」事です。
人間は1日に3Lの水を必要とします。
もし、水のない環境でどのぐらい生きていられるか。
一般的には3日間と考えられているんです。
72時間。
救助隊が引き上げていく目安が72時間となっているのも、
こういう根拠からなんですよね。
まれに、100時間近く経ってから、
救助されたという奇跡に感動したりしますが(^^
さらに言えば、人間は水さえあれば、
ある程度長い期間、「生きていく」事が出来るんです。
まずは生きていくことだけを考える。
そのためにも「水」。これは間違いなく必要でしょう。
でも、500mlのペットボトルを2~3本置いてても仕方ないですよね。
「公助は3日後」と書きました。
それまでは凌ぎましょうか。
ひとり3L × 3日 × 家族の人数。
σ(^^のウチなら、σ(^^と妻で18L。
1.5Lのペットボトルを12本+にゃあの分(^^
これで、σ(^^たちは、3日+ α は生きていけるでしょう。
まずこれが「生きていく」だけの最低限。
「でも、空腹には勝てねーべ」
その通り(^^;
でも、非常食を考えれば大仰になりますね。
乾パンやアルファ米、缶詰などなど。
普段使わないようなものを、
一通りそろえておくのも負担になります。
σ(^^の家では、水も含めてふた通りの考え方に割り切ります。
持ち出すか否か。
家が残れば、避難する必要がなければ、
持ち出す必要はないですよね。
どんなにかさばるものであっても問題はありません。
瞬時に家が壊れれば持ち出す以前の問題です。
今回のような津波の危険がある場合、
あまり重い荷物にこだわるのは命取り。
となると、持ち出しとして考えるものは、
「急いで避難することの出来る重量」以内、
ということになります。
次回「σ(^^は何kgの荷物まで運ぶことが出来るか?」
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