一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2011年7月14日木曜日

防災(連載):一番やっかいな....

「その時」の時間帯によって、

被害の状況が変わるのは仕方のないことです。

そして、それによって手の打ちようが変わってくるので、

防災の難しさは跳ね上がるんです。


昭和2年の丹後大震災

山田・郷村断層帯を震源とする大震災です。

これは夕食時の地震で、薪や炭が主なエネルギーの当時は、

火災による被害が圧倒的に多くなりました。


平成7年の阪神淡路大震災。

こちらは早朝に発生したため、

交通機関利用中の被害が少なく、

都市型の被害は少なかったとか。


このように、「その時」の時間帯によって被害の形が変わります。


舞鶴ではどうかなぁ。

ごくありふれた地方の事情として、

公共交通機関はあまり発達していません。


JR、路線バス、タクシー。

実際には、そういったものをほとんど利用せずに、

自家用車で移動する方が圧倒的に多いですね。

通勤(帰宅)時は、ある程度の渋滞が発生します。


また、昼夜別に人口を比べると、

昼間の方がやや少なくなるのですが、ほぼ同じ。

ただ、約4,500~5,000人の出入りがあります。


震源域付近の綾部市と、福知山市だけで考えても、

昼間に約2,500人が舞鶴から出て、

約1,400人が入ってこられるのが人口動態からわかります。


最も影響がありそうな時間帯は、

まずは通勤(帰宅)の時間帯でしょうか。


舞鶴に入ってくる人、出て行く人、

ほとんどの方が自家用車を使用される。


「その時」がこの時間帯であれば、

間違いなく道路は止まるでしょうね。

事故、Uターン、道路崩壊....


先にも書いたとおり、市外への道路は本数が少ないため、

舞鶴市は簡単に孤立する町なんです。

市外への道路が止まるということは、

市内の道路もいずれ止まっていきます。


細い裏路地の生活道路ですら、

抜け道を探す車たちであふれかえります。

そんな道も、地震の影響で、

まともに使える道ではなくなっているでしょう。


動かなくなった車の中で、

メディアは地震が起きた事しか伝えない。

放送局には詳細な情報がないでしょうし。


もちろん携帯電話は使用不可。

SNSの投稿、閲覧は出来る。

さて、冷静に行動できればいいんですけども....


夜間の「その時」は、停電した暗闇の中ですから、

パニックを起こしやすいかも知れません。


日中はどう?

最も冷静に行動が出来るのは日中かなぁ....


あと、季節によっても変わりますね。

灼熱の夏場、

猛吹雪の夜中、

台風+大地震、

新緑の清々しい季節....

どのタイミングが最悪でしょうかねぇ。


あ、冬だとσ(^^;は山にいるかも。


いろんな事を想像してしまう次回、

「想像力?そんなものはない方が幸せかも」





人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。