一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2011年7月3日日曜日

防災(連載):勝手に家が....

通電火災
(リンク先は、勉強させてもらいました、
 いれうら防災ねっと様です。ありがとうございました^^)

これは現代社会がもたらした二次災害です。


原因がわからなければ、

「勝手に家が燃え始めた」

と思えてしまうものです。

しかも、そんなに壊れていなかった家なのに、と。


このメカニズムを簡単に説明しますと....

大地震発生→停電発生→

壁の中などの配線が損傷→停電から復旧→

損傷した配線がショート→発火。

この流れで火は燃え広がっていきます。


そしてこの流れの中に、

「ガス漏れ」

「避難で家を離れる」

という行動が加われば....


避難で無人と化した町内に、火の手を防ぐ方法はありません。

ですので、まずは揺れが収まった直後には、

全てのブレーカーを落としておく必要があるのです。

避難する必要があるのならその前に。


そんなの、気が動転して思いつかないだろう!

ごもっともです(^^;


せめて、「そんなことは知らなかった」

と言わなくてもいいようには、意識しておきましょう。


もうひとつ、大きく揺れた時には、

自動的にブレーカーを落とす装置(道具)もあるようですので、

あらかじめ備えておいてもいいかも。


これは、もし、万が一、何かの間違いで、

お家が倒壊するような揺れの時、

ブレーカーを落とす事は出来ないでしょうから、

それはお役立ちグッズかも知れません。


さて、電気復旧後は、

漏電していないか調べなくてはなりません。


手順は次の通りです。

全てのブレーカーは落ちた状態のまま、

①全ての電気製品のコンセントを抜く
 (ビルトインの製品、エアコンの室外機なども見落とさずに)、
 またはコンセントのない電灯などは全てスイッチをオフにする

②電気メーター
 (家の外壁に付けてある、電気が通っていると
  ぐるぐる回る円盤入りのやつ)が動いていないことを確認

③この状態は家の中に電気が一切届いていいませんので、

④ブレーカーのうち、一番大きなスイッチ
  (大抵は一番左側にあります)を上げます

⑤電気メーターが動いていないことを確認

⑥残りのブレーカーの内、ひとつを上げる

⑦電気メーターが動いていないことを確認
 ここでメーターが動き出すと漏電している可能性があります。

 そのブレーカーを落とし、
 もう一度電気製品のコンセントが全て抜かれているか、
 スイッチオフになっているかを確認します。

 もう一度ブレーカーをあげ、
 それでも電気メーターが動いているようであれば、
 漏電していると考えていいです。

 次に、漏電があってもなくても、
 そのブレーカーは落としておきます。


てゆーかさ、「ブレーカーっていくつもあんじゃん?」

ごもっとも(^^それは次回で....


人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。