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2011年7月23日土曜日

遠征記7:σ(^^理論の実証....

憶えています?

σ(^^がにらんだナチュラ攻略法。


「ぽっと来た奴に見抜けるほど、
 ナチュラは甘くねぇっ!

おっしゃるとおりです(^^;

失礼を承知で今回は書いていきます。

ご了承のほどを....


本戦ではなく模擬レースですので、

各ライダーも無理な進入やパッシングは、

していなかったように見えました。

ただ、アクセルは全開のはず。

数字で表せば、MAXの95%というところでしょうか。


今回の模擬レースでは、

危険を冒して順位を上げる必要がないわけですが、

「ぬるい走り」をしてしまえばあっさりと抜かれてしまうので、

よりベストなライン、誰よりも速い加速、

そして、破綻しないフルブレーキングが必要です。


どこかひとつのミスで順位が入れ替わるという、

精神的にタフな展開となりました。

このレースでは、このσ(^^理論が正しいのかを見てました。















4~5~6の高いスピードと6~7の正確な切り返し、

誰よりも早く速く加速する7~8と1までの全開区間。

そのトータルのスピードを高めていく。


この考え方が間違っていなかったと確信できたのは、

激しいバトルになることなく、

少しずつ少しずつ車列が長くなっていくのを見た時です。


1~4のインフィールドでは車間が詰まりますが、

ハイスピード区間で差が広がっていくんです。


もちろん、カテゴリーの違うバイクが混ざっていますから、

マシンパワーの差もありましたが、ラインの美しさの順に、

車列が出来上がっていったように思いました。


で、デブスト様は、と....あ、いたいた。

7番手ですかね。


重量差から来るスタートのハンデを背負いながらも、

ポジションを2つジャンプアップ。

ただ、少々残念なのが6番手との差。

ちょおっと開いちゃってない?

σ(^^が一番気にしていた6~7の切り返しは、

スムーズになりつつありますが、加速のタイミングがまだ奥。


ここの加速はニシム・ラッケンジ選手が抜群でしたね。

他の選手より車体半分ぐらい手前で半クラッチをあてています。

こんな芸当が出来るのは、

6の進入ラインに相当余裕があるからに違いない。


ねぇ、アニキは6の進入で何本のラインを持っています?

「そうだな、3本ぐらいだね。
 そのぐらいはないとここでは戦えないよ」




































































  ↑ この局面で既に向きを変え始めてる....

7の加速で半クラの位置がものすごく手前でした。

「あれは、半クラ当てて曲げているからなんだ。
 まあ、一石二鳥ってことだね」




































































(連続写真はフリー中のものです)


レース後のインタビューで、

気さくにテクニックの一部を披露して頂きました。

ありがとうございました(^^


次回最終回「帰り着くまでが遠征」

2 件のコメント:

  1. デブデブ・ストーナー2011年7月24日 13:34

    さすが理論派ですねぇ(^^)
    よぉく分かりますよ!
    明日は復習だなぁ・・・。

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  2. 山本新之介2011年7月24日 20:22

    デブデブ・ストーナー様

    ありがとうございます。

    ただ、思いついたことを、
    それっぽく書いているだけかも(^^;

    復習、お気をつけて♪

    返信削除

コメント、ありがとうございます。